二日目。
少々胃もたれしつつも、さわやかな朝でした(´▽`)
『あさが来た』を視聴し、お風呂に入り、朝食へ。
長崎グルメ、これで充分じゃん!というくらい充実した内容。だからドーミーイン、すきっ!!
食事を終え、長崎観光の目玉(個人的に)・軍艦島ツアーへ向かいました。しかーし!世界遺産・軍艦島、なめていました。平日だから予約せず当日でも大丈夫だろう、と思っていたら、すでに午前も午後も予約がいっぱい。キャンセル待ちに。
空きが出たら連絡しますね、とのことで、気を取り直して大浦天主堂&グラバー園へレッツゴー。
オランダ坂をのぼると、そこにはすばらしい教会がありました。堂内には色とりどりのステンドグラスがあり、そこから漏れた光がひとびとの顔に映え、少し冷えた空気の中、厳粛な気持ちになりました。
学校の授業では、なぜキリスト教が弾圧されたのかということは勉強します。「創造主の下の平等」が、封建制度に合わないと考えられた、というものです。でも、隠れキリシタンたちがそこまでして信仰し続けた理由は、あまり習ってこなかった・考えなかった(忘れているだけかもですが)です。苦しい生活の中、なにかに救いを求めていたのだろう、くらいしか。
尖りアーチの美しい天井を見ながら、なんでかなぁ・・・としばらく考えました(暇だったし(笑))。だって救いを求めているのに、信仰している方がつらいなんて、割に合わないじゃないですか。
「罪」というには大袈裟ですが、誰にでもいつの時代でも、大なり小なり「許されたいこと」があるのかもしれません。赦されることを信じるって難しい。だから祈る。だからつらい目にあっても耐える。信仰とは、自分が存在しても良いと信じる、ということなのかなぁ、と思いました。
教会の裏道を通って、お隣のグラバー園へ移動。
グラバー園の中の、グラバー邸が世界遺産だそうです。日本最古の木造洋風建築。グラバー氏は、日本の近代化に貢献した人物で、あの五代友厚さまのイギリス留学を支援されたのだとか。あの五代さまを!!!支援!!!!!フンガフンガ
五代さまがこの部屋にいたかも!!
五代さまもこの風景を見たかも!!!
((ちなみにオレンジの丸部分が、世界遺産・三菱長崎造船所関連施設のひとつ、ジャイアント・カンチレバークレーン。現役なので非公開。(by ボランティアの方。昨年お嬢様が三島にお嫁に行かれたとか。なんだか親近感。おめでとうございます!)ピンクの丸部分が、稲佐山展望台です。))
五代さまもこ(以下略
キリンビールの麒麟さんは、この狛犬さんがモデルなのだとか。でもって、この狛犬さんのおヒゲは、グラバー氏がモデルだそう。キリンビール設立に深くかかわっているらしいです。ほほう。間接的に日本サッカーの恩人ですね~。屋根のてっぺんの瓦はなんでしょうか。武士の髷みたいですよね。
これはグラバー邸ではないのですが、後ろのご夫婦が「お父さん、こんな部屋がええんやろ?」などと会話していて、住宅展示場かい!と心の中でツッコミ入れました。わたしもこんな部屋がいい~(ぇー
うーん、絶景~。
瓦屋根と洋風建築の融合が、なんとなく長崎っぽいです。同じ港町でも、清水とはもちろん神戸などとも違いますね。昔からの建物がきれいに残っていて、風情のある街でした。
ちょっと小腹が空いたので、抹茶カステラアイス。わたしはカステラとアイスは別々に食べたいかな・・・ふむ。
カステラを食べながら、次どこに行くか…と考えてたら、電話がプルプル。「午後ツアーに空きが出ました」という連絡でした。ありがとう、軍艦島コンシェルジェ(ツアー会社)さん!乗船時間まで15分くらいしか無かったので、ダッシュで向かいました。近くて良かった(;´▽`A``
つづく