戦 術 松 原
デデーン。
とにかくミラクルを起こす選手です。オフィシャルの試合後コメントを見たら、「（守備のリスクは）考えなかった」と断言していて、帰りの高速バスで危うくゲラゲラ笑ってしまうところでした。これだけおもしろいと、またもや健太さんに取られるのではないかと少し心配ですが、ガンバには丹羽ちゃんがいるから大丈夫ですね！（←何の話だ だいたい健太さんのところに行ったら、あのハチャメチャなところが徹底的に矯正されてしまうので、スケールが小さくなってしまうかもしれません。ずっとコバさんのところにいたらいいよ、后くん。
新潟はかなりホニホニしていましたね。足が速くてボールが収まり、球離れも良く、名前もかわいい外国籍選手なんて、ずるい！！どうやって連れてくるのでしょうか。やはりあの粉？ハッピーパウダーなのかっ？！静岡には「だし粉」という魔法の粉があるのですがどうですかっっっ？？？
１対１のホニカク対決は、ほぼ角ちゃんの勝ち（出場している間）。ワンちゃんのコメントを読むと、新潟の攻撃パターンはきちんと把握できていたようですし、対策も完璧だったはずです。ただ、自分たちのミスからボールをロストすると、新潟の手数をかけない攻撃はとても早く、かなり手を焼きました。特に山崎や小泉・原・貴章さんたちとのコンビネーションにはなかなかついていくことができず、２人で行っても寄せ切る前に展開・シュートされてしまいました。
それでも数的不利は作らせず、走って走って１対１をがんばって、ミスがあってもカバーし合い、最後はロクさんのファインセーブ＆ポストくんも駆使、角ちゃんの怪我というアクシデントがあったものの、そこはワンちゃん＆ふたみんがしっかり締め、全員で勝利をつかみ取りました。前半からあれだけ走っていた（走らされていた）にも関わらず、７０分以降はほぼエスパルスの流れ、決定力も含めしっかり走り勝ったことは、さらに自信を深める結果になったはずです。おめでとうございますありがとうございます。
コバさんの采配も、とても分かりやすいものでしたよね。角ちゃんの怪我で１枚。２枚目は航也を入れて「裏を取れ。得点を」。最後はフレイレ、「しっかり試合を終わらせろ」。
航也を現地で見ていると、どうしても金子少年と比べてしまい、もっと走ってほしいなぁ、プレッシャーかけてほしいな、と思うのですが、映像で見ると、きちんとやるべきことをやっていると分かります。グループでボールを奪ったとき、味方がパスしやすいポジションにいてくれます。体を張ってボールを収めてターンしたりファウルをもらったりできるので、中央からの崩しが可能です。なによりゴール前の落ち着きが素晴らしいですよね。今回のアシストも、后くんのオフサイドを見極め、テセとエダの動きを見ながら、溜めてパス。末恐ろしいです。ただ前から追うだけなら、馬力のあるデュークを使うはず。それぞれの特徴と役割を考えながら、コバさんが選んでいるのですね。当たり前ですけど、それがうれしい。Ｊ１ではなかなか簡単にシュートを打たせてもらえないですが、チャンスは必ず来るはずです。楽しみですね！
写真はまた明日。
おやすみなさい☆
